公開: 2020年5月25日
更新: 2020年5月25日
近代以降の高度な学問では、解くべき問題を明らかにして、それを解決するために必要な、小さな問題へと分解し、必要であれば、さらにそれらの問題を細かく分解するやり方が普通になってきています。これは、着手したときの問題については、解決が分からなくても、何をすれば良いかが明らかになる方法です。
20世紀の近代的な科学では、このような問題の構造(形のこと)を明らかにしてから、問題の解決に着手するやり方をとることで、著しい進歩を可能にしました。この方法を、どんな分野の問題にも利用することで、難しく見える問題も、解決しようとする考え方です。